今回取り上げるのは、2010年制作の「サラダ娘」という作品です。後に何枚か描くことになる、食べ物と小さな女の子のシリーズの発端となった作品です。この女の子、隠してはいますが衣を一切まとっておりません。この絵で目指したのは大方の女性が見ても嫌悪感を抱かない健康的なヌード、明るい可愛らしさです。果たしてそんな絵が描けたのか? それは、この絵を見てくれた人の感じたままに委ねるしかありません。この絵を制作してから既に数年が経ち、ネット上や出版物の表現に対する世の反応・規制などもより厳しい方向に変化して来ていると思われますが、そんな中、たまにはこんなのもアリでしょうぐらいに笑ってもらえれば良いなと思っています。あ、お召し上りの際はレタスを一枚残してあげて下さいね。
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